インタビュー

【教えてくれるのはこんな先生】第2弾 下田先生

A子
こんにちは!今日はインタビューのお時間ありがとうございます。先生にいろいろお聞きできるの、めちゃくちゃ楽しみです!
先生
こんにちは~。こちらこそ、楽しみにしてましたよ!何でも聞いてください!

先生のルーツってどこ?

A子
早速ですが、先生のご出身ってどちらなんですか?
先生
広島です。でも実は、生まれは北海道なんですよ。
A子
えっ、北海道ですか!寒いところから瀬戸内の温暖な場所に?
先生
そうなんです。広島では能美島っていう小さな島で育ちました。海上自衛隊がある江田島と繋がっている場所なんですけど、自然いっぱいでいいところですよ。
A子
めっちゃ素敵そう!海が近いって憧れます。

歯科衛生士を目指したきっかけ

A子
そんな島育ちの先生が歯科衛生士を目指したきっかけって何ですか?
先生
小さい頃からしょっちゅう歯医者に通ってたんです。正直、痛かったりで嫌な思いもしましたけど(笑)、歯医者さんの治療に興味を持ってたんですよね。一番のきっかけは、高校時代に自転車で転んで前歯を折った時の治療に感動したことです。今やレジン充填は当たり前の治療法ですが、即日、前歯が元に戻ったので感動しましたし、とても興味を持ったんです。

学生時代のバタバタ生活

A子
高校を卒業してから歯科衛生士になるための学校に行ったんですよね?
先生
そう!岐阜県の大垣女子短期大学に通いました。昼間働きながら夜に授業を受ける「三部制」の課程です。忙しいけど、働いた分のお給料をもらえるので学費は自分で出しました。
A子
え、そんな学校あるんですね!めっちゃハードそう。
先生
授業中は寝てしまうこともありました。
A子
それ、先生としては言っちゃいけない話じゃないですか?!(笑)
先生
働きながらだったらこうなりがちです(笑)。でも、実際やり切ったからこそ自信もつきましたし、第I学科のアルバイトをしている学生さん、第II学科の学生さんの大変さはよく分かる気がします。

キャリアスタートと転機

A子
卒業してからはどんなお仕事をされてたんですか?
先生
最初は広島の歯科医院で11年働きました。その後、もっと専門的なことを学びたくて広島大学病院に勤務しました。大学病院は専門分野ごとの診療が見られたり、教育・研究も行うので、すごく勉強になりましたね。
A子
大学病院ってどのあたりが違うんですか?
先生
保存修復とか歯周病治療など、科ごとに専門的に分かれているのが特徴的ですね。研修医の先生たちもいたので、勉強になることが多かったですね。

教員になった理由

A子
その後、先生はどうして教員になろうと思ったんですか?
先生
学び続けたいって思ったのと、大学病院に勤務している時、教育の仕事にも興味があって、学士を取得しました。その数年後に歯科衛生教育が2年制から3年制に変わるタイミングで、専門学校の教員職に就きました。
A子
準備万端だったんですね!今はどんな感じで教えてるんですか?
先生
今は診療補助論を教えてます。新設1年目の学校ですが、これまでの経験が活かせていると思います。

オフの楽しみ

A子
ところで、先生の休日ってどんな感じなんですか?
先生
歯科医学会主催の学術大会や、いろんなセミナーに行くのが趣味みたいになっています。歯医者に通って治療のやり直しをしてます。
A子
さすが歯科のプロ!治療を楽しんでる感じですね。
先生
そうなんですよ。治療を受けながら、手技や材料を見て楽しんでいます。
A子
確かに!それって先生ならではの楽しみ方ですね。

未来の歯科衛生士さんへ

A子
最後に、歯科衛生士を目指している高校生のみなさんにメッセージをお願いします!
先生
歯科衛生士って大変なこともあるけど、その分やりがいのある仕事です。歯科医療は日進月歩。学ぶことが好きな人にはぴったりだと思います。一緒に頑張りましょう!
A子
今日は本当にありがとうございました!先生のお話、めっちゃ面白かったです!

インタビューを終えて

下田先生の話は、歯科衛生士を目指す人だけじゃなくて、どんな仕事でも「学びの大切さ」を教えてくれるものでした。みなさんも、こんな素敵な先生みたいにキラキラした未来を目指してみませんか?